文化財情報
2024/08/30更新
日本基督教団岩沼教会が令和6年8月15日付官報告示により国登録有形文化財となりました!
所在地:宮城県岩沼市桜2丁目37-2
構 造:石造平屋一部3階建
形 式:銅板葺
大きさ:建築面積120㎡
→日本基督教団岩沼教会は、明治18年(1885)に東北学院創立者の押川方義によって設立された東北地方初のプロテスタント教会の一つです。始めは「岩沼一致教会」という名称でしたが、明治23年(1890)に「岩沼日本基督教会」と改称、昭和16年(1941)に「日本基督教団岩沼教会」と改称されて現在に至ります。建物は、創立40周年を経た昭和5年(1930)に現在地を購入のうえ、教会堂が新築されました。
→教会堂建築は矩形(クケイ)の礼拝堂に正方形の塔を組み合わせた形態で、宮城県内に現存する歴史的な教会堂では唯一の石造建築です。石材には岩沼近郊で産出された凝灰岩(秋保石等)が使用されています。