創立100周年　宮城県名取高等学校　歴史パネル展

岩沼市内にある唯一の高校「宮城県名取高等学校」は大正13年（1924年）の創立から今年で100周年を迎えまし　た。

明治期に「岩沼尋常高等小学校」内に設けられた「裁縫専修科」が始まりで、「岩沼実科高等女学校」「岩沼高等女学校」と名称を変えながら、昭和23年（1948年）に「名取高校」に改称されるまでは女子校でした。戦中は生徒達が勤労動員されたり、戦後は学校廃止の危機から激しい存続運動が展開されるなど時代に翻弄されてきましたが、それでも継続してきたのは学校を愛する同窓生や地域の人々の思いがあったからです。

現在、市民図書館１階エントランスにて、「子ども岩沼市史」「岩沼市史３ 通史編Ⅲ 近代・現代」「岩沼市史８ 資料編Ⅴ 現代」に掲載されている名取高校関連の内容をご紹介するパネル展を開催しています。100周年を機に、ぜひ身近な場所の歴史に興味を持っていただければ幸いです。